カヌー選手のドーピング問題から「人間性の教育」について考えてみた。
東大パパです。
お久しぶりです。ブログ更新が滞り気味です。これはいかんですね。なるべく続けたい。
先日、日本のカヌー選手によるドーピング事件がありましたね。個人的に、結構衝撃でした。「こんなドーピング事件もあるんだなー」というのが率直な感想。この事件からいろんなことを学ばないといけないと思います。私は、まったく関係ないのですが、子育てする上で、「人間性の教育」について考えてしまいました。
子どもに伝えたいメッセージとして、わが家の家訓入りです。
カヌー選手のドーピング問題のあらすじ
ここでは詳細は省きます。ネットニュースにいろいろ書かれています。
カヌー鈴木選手に8年間の資格停止処分 「ライバル選手を陥れようと」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ
簡単にまとめると、
ある選手が、オリンピックに出場したいがために、ライバル選手の飲み物に薬物(ドーピング剤)を混入した、
という事件です。
加害者の行動を考える
絶対に許されるべき行為ではないが、犯行の動機は極めて「人間らしい」
確かに、罪を犯した選手の行動は、絶対に許されるべきものではありません。永久追放されてもしかたのないレベルの大罪だと思います。
しかし、「そんな大罪を犯す奴はダメだ!」と断罪して終わるのではなく、ちょっと考えてみたいと思います。
というのも、加害者の心境は、とても人間らしく、よくもわるくも本能的な行動です。つまり、「ライバルに勝ちたい!」と思う気持ちは誰しもが同じだということです。
その気持ち、利己的な感情をどのように対処するべきか?自問自答する中にその人の人間性が如実に現れると思います。
のちに自白&猛省していることから良心はある
事件発覚後、いろんなニュースが追加で流れていましたが、この加害者の行動として、「良心の呵責から自白」しています。
こおあたりも良い意味で、とても人間的です。
自分の中で、当然、心の葛藤があったのでしょう。そして、その葛藤の揚げ句、自白しています。自分の行動に対して、全面的な非を認めて、反省と謝罪の弁を述べています。(本心からの反省と謝罪だと信じたいですが・・・)
他の極悪な犯罪者と比べると、とても人間らしさが表れた事件だったと思います。
オリンピックに出たい!という、とても高い志、情熱、目標、夢があったからこそ、この加害者の人間の善と悪が如実に現れたように見受けられます。
被害者の行動を考える
今度は、被害者の行動を見てみたいと思います。
「プロフェッショナル」としての自覚の低さとリスク管理の甘さ
この事件のあと、あるニュース記事の中で、ハンマー投げの室伏広治選手が以下のようなコメントを残しています。引用します。
「前代未聞でスポーツマン精神に反する出来事。大変残念で言語道断」と話す一方で、被害を受けた側の対策も重要だと指摘。「実際に私も選手村で食事中、席を離れる際は必ず誰かに見させていた。帰ってきた時も変わったことはなかったかを確認し、食事をしていた。徹底していた」と自身の経験を振り返った。
対策を取るようになったきっかけを聞かれ「海外ではよくある話。ボトルを1回空けて席を離れたら、もう飲むなというのは当たり前」と語った。
日本人選手の自己防衛意識については「日本のアスリートはもう少し危機感を持つべきだと思う。口にするものはアスリート自身の責任というのは当然のこと」と断言。今後の対策は競技団体を中心に教育、指導を徹底すべきとした。
(日刊スポーツより)
世界的な選手であり、ハンマー投げという競技に対するその真摯な姿からでしょうか。発言に説得力と、影響力があると思いました。
室伏広治選手は、被害を受けたのは完全に被害者の自己責任である、と言い切っているように聞こえます。それほど、アスリートとして、体調管理、特にアスリートの資本である身体を形成する食事・飲料に対しては、とてつもないプロフェッショナル意識で摂取しているのだと思います。
今回のカヌー大会の競技会場がどのような環境だったのかは不明ですが、被害者としても、加害者を責めるのではなく、自分の身体、そしてドーピングの疑惑にさらされるリスクを管理するために、自分ができることを徹底すべきだったのでしょう。
「たぶん大丈夫だろう」「俺は大丈夫だろう」という気持ちがあったのだと思います。とくに、この加害者・被害者のお二人の関係性はとても良好で、強い信頼関係が結ばれていたみたいです。つらいことだったかもしれませんが、「そのような信頼できる人でも、ドーピング剤をいれるかもしれない」というリスクを頭に入れておくべきだったのでしょうね。これは、オリンピックという世界レベルで「戦う」アスリートとしては、覚悟して、徹底すべきだった、ということなのかもしれません。
おわりに
人間の中にある「善」と「悪」。そして、その葛藤を自分の中でどのように対処すべきなのか。
そして、どんなに「善人」に見える人でも、自分に「悪」をもたらすかもしれない。その可能性、被害のリスクを頭の片隅にいれて行動することが大事なのかもしれません。特に、真剣な勝負、勝ち負けに関わることに対しては、当てはまるのだと思います。
子どもはもちろん、自分自身にも考えさせられる事件でした。
2018年の新たな取り組みは、「毎月の家族会議」
東大パパ (@todaipapa33) です。
2018年、仕事も始まり、そろそろエンジンがかかってきました。
さて、2017年は、ブログを始めたこともあり、特に昨年の後半にかけて家族と過ごす時間や関わり方を振り返る時間を多く取れたように思います。
そこで、2018年は「家族」というテーマで、具体的な目標を立てたいと思います。
それは、「毎月1回、家族全員が参加する家族会議を行う」です。
家族会議の狙い
狙いとしては、少し長期的な狙いもあります。
これから、子どもが成長していく上で、親としてしっかり子供の相談相手となれるよう、日ごろから子どもとの密なコミュニケーションを取りたい、
さらには、子供から相談相手として信頼されるような存在になれるよう、コミュニケーションの頻度と質を高めたい、という狙いがあります。
また、妻も含めて、家族全員の自己実現をサポートできるように、家族のお互いがどんなことを考えているのか?どんなことに困っているのか?、、、ということを家族全員でしっかり共有しよう!という目的です。
下の息子は、まだしゃべれませんが、上の娘は今年3歳になりますし、これから、なるべくたくさんのコミュニケーションをとっていきたいと思います。これからどうなるかわかりませんが、子供が大きくなって、小学生、中学生、高校生、、、と思春期になっていっても、この家族会議を続けていきたいというのが父親としての夢であります。
ちょっと、堅い話になりましたが、平たく言うと「月に1回くらいは、家族全員で集まって、ちゃんとコミュニケーションしよう!」ということです。全員が、話したいことを話し、そして全員で聞く。とてもシンプルです。
家族会議のヒントを得たのは「清宮家」
この目標を立てる上で、ヒントを得たのは、清宮家です。昨年、高校野球のホームラン記録を更新した清宮幸太郎選手の一家です。
清宮幸太郎選手のお父さんは、ご存知の通り、元早稲田大学ラグビー部監督の清宮克幸氏。
清宮幸太郎選手が、ホームラン記録を伸ばしている頃や、プロ野球へのドラフト会議前のときには、父親である克幸さんの話や、家族での話し合いの様子がメディアに流れていました。
特に、幸太郎選手がドラフト会議に向けて、プロに進むか大学に進むか、プロならばどのような球団がよいか、という人生の岐路に立たされたとき、家族全員で家族会議を開いた、という記事がありました。
「僕は場所を設定するのが大好きで。自宅でしっかり膝を突き合わせて、議事録みたいなのも取って話をした。写真を撮ってますから、見せますけど。いつの日か。」
2017年10月24日 トップリーグの試合後の会見での父・克幸氏のコメントより
とのこと。
これは、結構、衝撃でした。
高校3年生という「難しいお年頃」においても、
- 家族の絆
- 父親・母親への尊敬と信頼
が築かれていることが素晴らしいと思いました。おそらく、小さな頃から、家族でいろんな相談事や会話をしてきたのだと思います。その積み重ねによって、家族の絆も強くなり、そして、幸太郎選手の成長にもつながったのだと思います。
data-ad-format="rectangle">
まずは1年間やってみる
私も、これからの自分の家族のことを思って、家族会議を開こうと思いました。おそらく今年一年間は、手探りで進めていくことになると思いますが、まずは、この家族会議を続けていきたいなと思っています。
さて、どうなることやら。
【2018年】今年もどうぞよろしくお願い致します。
東大パパ (@todaipapa33) です。
少し時間が経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
年末年始はというと、実家に帰ってのんびーーーり過ごしていました。ブログのことはちょっとの間、頭の片隅に追いやり笑、ゆっくり家族との時間を取りました。
久しぶりの「じいじ&ばあば」との再開
久しぶりに、じいじ&ばあばの元に遊びに行ったわけですが、「じいじ&ばあばのこと、覚えているかな~?!」とちょっと不安でしたが、そんな心配は無用で、じいじ&ばあばの顔を見るやいなや、駆け寄っていきました。
良かった良かった、と思うとともに、じいじ&ばあばも、それはそれは喜んでくれて、こちらも頑張って帰省した甲斐がありました。
たまに会うと子供の成長に気づく
じいじ&ばあばからすると、久しぶりに孫に会ったわけですが、やっぱり久しぶりに会うと成長の早さにびっくりするようです。
最近だと、パズル遊びにハマっている娘ですが、そのパズル遊びの様子を見て、じいじ&ばあばは驚いていました。ほんの2か月前に会ったばかりなのですが、その2ヶ月だけでも成長しているように見えるようです。
私たち親からすると、「まー成長しているんだろうけど、毎日見ているから、よくわからない・・・」というのが正直なところで、
あまりの驚きように、こちらもビックリしてしまいました。
2018年の抱負
さて、新年の抱負ですが、まず、家族との関係でいうと、「家族との会話の時間を多くとる」ということを新年の目標として挙げたいと思います。
今までも子供との時間を取っていたのですが、娘に偏りすぎていた、という反省と、妻との会話の時間が減ってきているように思いました。2018年は、娘のみならず、家族全員との会話の時間を大切に過ごしていきたいと思っています。息子はまだしゃべれませんが笑。
ブログに関していうと、「毎月10記事を更新すること」を目標にしたいと思います。
毎日更新したい!と意気込んでいましたが、現実は難しいことがよくわかりました笑。無理しない程度で、続けていきたいと思っていますので、毎月10記事くらいが現実的な目標かと思いました。
達成できるよう、頑張って参ります。
というわけで、2018年も、本ブログを宜しくお願い致します。
【2017年】どうもありがとうございました。
東大パパです。
今年も残すところ1日ですね。大晦日。
今は、実家に帰省して、ゆっくり過ごしています。
今年1年を振り返ると、何よりも第二子である息子が無事に生まれてきてくれたことが大きいな出来事でした。
そして、ブログを始めたことも大きなことでした。
ここ数ヶ月の間でも、徐々に更新頻度が下がってきていますが笑、これから先もマイペースに続けていきたいとおもいます。
来年も、まずは1年間続けることを目標にしたいと思います。少しずつでも良いので、皆さんに役立つ情報発信源となれるように頑張っていきたいと思います。
というわけで、今年、ブログをご覧下さった皆様、どうもありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
皆様、良いお年をお過ごしください。
【2歳児】完全にパズル遊びにハマった娘
東大パパです。
2017年も残すところ、あと数日。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
私は、仕事もほどほどに、今年1年の振り返りと来年に向けた計画を立てているところです。残りの数日はまったりモードです笑。
さて、わが家の娘。
完全にパズル遊びにハマってしまいました。。
特に意識もせずに、買い与えたアンパンマンの30ピースのパズル。
そこから異様にパズル熱が高まり、毎日毎日、「パズル!パズルーー!!」と叫んでおります。
ひとりで遊んでくれるので、助かっていますが、あまりに大好きすぎて、
寝る前も、ずーーーっと遊んで、なかなか寝つこうとしません。
「あと1回!もう1回あそぶーーー!!!」
という感じで、パズルから離れようとしません。
「まーー、いいかーーー」と思い、気の済むまで遊ばせています。
そして、最近は、どこで覚えてきたのか、
「もっと難しいパズルーー!!」
「もっと難しいのがいいのーーー!!」
と言ってくるようになりました。
妻と一緒になって、あまりにストイックな娘にびっくりしています。
しかし、ここまで好きになれるものがあるのは幸せなことと思い、さらに難しいパズルを買いあたえてみようと思っています。
親は、みんな親バカなので笑、
「ひょっとしたら、パズル遊びから始まって、将来すごい才能が芽生えるかも?!」
なんて、淡い期待を持ちつつ、
好きなことをとことんやり尽くす環境を整えてあげるのが親の役割かなぁ、と思っています。
何より、パズルって、安いですからね笑。
500円くらいでこれだけ集中してくれるなんて、なんとまーコストパフォーマンスの良い子供だこと笑。
年明けに、お年玉として新しいパズルをプレゼントしようかな。
2歳の娘へのクリスマスプレゼント
東大パパです。
クリスマスですねー。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
我が家も、少し早いですが、この週末にクリスマスのイベントを楽しみました!
朝起きて、クリスマスプレゼントを渡す
今年のクリスマスは、娘が2歳半。去年までは、サンタさんとかクリスマスとか、まだよくわかっていませんでしたが、今年は2歳になり、会話を楽しめるレベルになりました。
クリスマス前には、
「いい子にしていたら、サンタさんがプレゼントを運んできてくれるよー!」
「朝起きたら、プレゼント届いてるかな~?!」
という話をして、洗脳していました笑。
娘も「うん、わかったーー!」という感じで、いい子にして、楽しみに待っていました。
私たち親も、子どもが寝静まってから、リビングにプレゼントを置いておきました。
そして、クリスマスイヴ当日の朝、、、
娘が起きてきて、リビングに到着!
娘の視界にプレゼントが入ったはず!!
親としては、リアクションが気になるところ!!!
すると、娘の第一声は、まさかの、、、
「あれ、サンタさんどこ?」
「プレゼントどこ?!」
・・・
プレゼントの存在をわかってもらえず。。。苦笑
そのあと、妻と一緒に、一生懸命娘に説明しました。
まだ、娘には、クリスマス・プレゼントの楽しみ方が分からなかったようです笑。
data-ad-format="rectangle">
「粘土」をプレゼントしました
プレゼントは、「粘土」にしました。
お友達の家に遊びに行ったときに、粘土で遊んだようで、その日以来、「ねんどであそぶーー!」と言って騒いでいたので、粘土をプレゼントすることに。
去年よりもだいぶ値段が安くすんで、助かりました笑。
さっそく、粘土でコネコネして遊んでいました。
粘土遊びも、パズル遊びと一緒で、一人で集中して遊んでくれるので、親としても助かります。
会社の同僚のお子さんは、もう少し年齢が高いのですが、大きくなると「プレステが欲しい!」とか言い出すようようで。。
自分のときを振り返ってみると、「うんうん、確かにそうだったなーーー」と納得してしまいました。
わが家は、当分先だと思いますが、クリスマスプレゼント代もバカにならなくなってきますね。
とはいえ、クリスマスは家族で過ごす大切なイベント。
毎年楽しく過ごしたいですね。
data-ad-format="rectangle">
【2歳の娘】50ピースのパズルで遊ぶ
東大パパ(@todaipapa33)です。
2歳になる娘がパズルにハマっている、という記事を書きました。
30ピースのパズルから、50ピースのパズルへ!
最初に買ったのは、30ピースのパズルでした。
はじめは、なかなかうまく遊べていませんでしたが、1ヶ月もしないうちに30ピースのパズルは完全に習得して、1人で遊べるようになりました。
「パパ、見てて~!」
と言いながら、楽しそうにパズルで遊ぶので、最近、50ピースのパズルを買ってあげました。
おもちゃ屋さんで買ってあげると、嬉しそうに、
「パズルー!パズルーーー!!」
と言って、買い物袋も自分で持っていました。
家に帰って、その日のうちに一緒に遊んだのですが、
50ピースになると、さすがに難しい。。。
娘も1人では全然完成できません。
むしろ、大人の私がやろうとしても迷ってしまうくらい。。。
「さすがに、ちょっと50ピースは早かったかな~」
と思って、じゃっかん後悔していました。
1週間で、50ピースのパズルをマスター!
そんなことを思っていたら、あっという間に1週間くらいが経ちました。
昨日、久しぶりに早めに仕事を切り上げて、家で娘と遊ぶ時間を作れました。
ごはんを食べ終えて、落ち着いていると、
「パパ、遊ぼ~!」
「パズルー!パズルーーー!!」
と言って、近寄ってきます。
じゃあ、一緒にパズルをしよう!ということになり、一緒に遊んでいました。
娘がパズルで遊んでいる様子を、ジーーーっと見ていると、
なんと、ほとんどすべてのピースを自分ひとりでそろえることができていました!
1週間で、子どもはこんなにも成長するのか?!
と、驚きを隠せません。
最近は、しゃべる言葉の数も増えてきたし、文章もしゃべれるようになってきて、成長著しい時期なのかもしれません。
人間らしさが増してきました笑。
どうやら、パズル遊びが大好きなようなので、これからも好きなことはどんどんやらそうと思います。人間は好きなことをやるのが一番!ですからね。
最近は、忙しさを理由に、子どもと遊ぶ時間が取れなかったので反省です。
仕事を早く切り上げて、少しでも多くの「子どもとの時間」を確保したいですねー。
【英語学習】「効率よく正しく」英語を学ぶ方法
東大パパです。
受験というか勉強に関する記事です。英語の勉強に関してです。
・【受験勉強】参考書は2つのタイプを買うべき
・「勉強=ゲーム」という感覚をつかめば好循環が生まれる
私自身、中学高校時代はもちろん、社会人になっても英語の勉強をしています。
中学1年生から英語の勉強を始めて、20年以上経ちますが、いろんな勉強法に触れましたし、いろんな教材を使ってきました。その結果、受験では東大に合格し、今ではTOEICで約900点のスコアを取って、英語を使って仕事をしています。
そんな私が考える「英語の勉強法」について紹介してみたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。
「受験英語」って実際のところ役に立つの?
私は、純日本人(=非ネイティブ)で、私立の中高一貫校に通い、いわゆる「受験英語」の勉強を頑張ってきた人間です。
その成果として、「大学受験」というステージでは、当時のセンター試験では190点、東大にも合格、という一定の結果は残しました。
しかし!
まっっったくと言っていいほど、英語を使いこなせませんでした。
- 大学生のときに行った海外旅行で、空港の入国審査のときの簡単な英会話もできない
- 海外から東大に来ていた留学生と英語で会話できない
- 社会人になった当初は、英語の打ち合わせに出席しても、すべてがチンプンカンプン
こんなありさまでした。
私個人の英語学習の取り組み方にも問題があったのでしょう。しかし、一般的にいって、私と同じ状況が当てはまる人のほうが多いと思います。
私よりもはるかに有名な高校を出て、大学でも私よりもはるかに優秀な成績だった友人と話しても、同じような実情です。
「東大の大学院を出てても、海外に出ると公園などの清掃員よりも英語が話せない」
という状況なのです。残念ながら、日本の受験英語の実力はこれくらいだと思います。
以上のような経験から、私は、
「中学・高校で学ぶ受験英語は、実生活ではあまり使えない」
という意見を持っています。
具体的に言うと、「聞く」と「話す」が圧倒的にできないです。
data-ad-format="rectangle">
「英語は言語である」ということを忘れてはいけない
社会人になってから、少しは英語を使いこなせるようになって、学生時代のことも含めて英語学習について、いろいろと振り返ってみたことがありました。
なんで、あれだけ英語を「勉強」してきたのに、英語を使いこなせないのだろう?
その答えは、
英語を「言語」ではなく、単なる「受験科目」としてとらえていたからだ、
と気づきました。
私は、ずっと英語を「受験科目」として「勉強」していたのです。
しかし、実際には、英語なんて世界の「言語」の1つにすぎません。
単語の並び替え問題を解いたり、空欄に当てはまる前置詞を選ばせたり、、
実際の会話の中で、そんなことやるわけがありません。
実生活では、英語は「言語」なわけですから、「誰か」に「何か」を伝えるための手段に過ぎません。
- 私はバス停でバスを待っているのだが、バスがなかなか来なくて困っている。
- いやいや、このミスは俺のせいじゃない。あいつのせいだ。俺は悪くない。
- 腹が減って死にそうだ。誰か食べ物を恵んでください。
- 将来、アメリカで研究するのが、子どもの頃から夢だったんだ。俺は、今までこんな実績を残してきた。だから、あなたの研究所でも良い仕事ができる自信がある。間違いない。俺を雇ってくれ。
などなど。
「何かを必死になって伝える」という経験と「英語の勉強」がリンクしないと、「役に立つ英語学習」、「本当に使える英語学習」は実現しないと思っています。
私が、このような「経験」と「勉強」が初めてリンクしたのは、社会人になってからです。
- 自分1人で英語でプレゼンをしないといけない
- 外国人に、こちらの要求を伝えないといけない
という、かなり切羽詰まった状態に追い込まれて、はじめて本当の意味での「英語の勉強」をしました。
そうすると、細かなニュアンスや時制についても注意しなくてはいけない、という当たり前の気づきを得られました。
そのような点に気づき始めてからは、英語を使えるようになるのは比較的早かったように思います。
data-ad-format="rectangle">
そうは言っても、「受験英語」は頑張る価値がある
というのも、学生時代に「受験英語」を頑張ったおかげで、英語の基礎ができていたと思うのです。
受験英語は、「実生活ではあまり使えない」けれども、「英文法を中心とした英語の基礎を学ぶプログラムとしては非常に良い」と言えます。
学生時代にひたすら英語の問題集を解いていたおかげで、頭の中で「英語脳」の基礎のようなものはできていたのでしょう。
具体的には、英単語と英文法の基礎ができていたことで、英語を「使える」レベルまでは比較的ラクに移行できました。
逆に、受験英語の、リスニング、スピーキングは、英語を「使える」レベルまで持っていくための訓練としては、ちょっと物足りない印象を持っています。
受験英語をするよりも、たった1人で、短期の語学留学に行った方がはるかにモノになると思います。もちろん、留学に関するすべての諸手続き、交渉も1人でやります。こういう経験を積んだ方が、「必死になって聞く」、「必死になって伝える」ということに取り組みます。私は、学生時代にこのような経験を積まなかったので、学生時代までには「使えるレベル」の英語は習得できませんでした。
英語は、日本語ではなく英語で学ぶのが最も効果が高い
しかし、そんなに簡単に、語学留学なんてできるチャンスはないと思います。タイミングやお金の問題もあるでしょう。
そこで、日本でも簡単に学べる英語の勉強方法を紹介してみたいと思います。
一言で言うと、「英語で英語を勉強する」という方法です。ありがちな主張かもしれませが、効果は抜群です。
社会人になって、英語を多少使えるレベルになった今、振り返ってみて、「こうやって英語を勉強していたら違ったのになー」と思う教材を選んでみました。
英語を、効率よく、そして、正しく学ぶことができると思います。
おススメ教材① Essential Grammar in Use
おススメ教材②と並んで、めちゃくちゃおススメの英文法書です。
最初に読んだときは、目からウロコでした。今まで、感覚として理解できていなかった、時制や受け身について、めちゃくちゃわかりやすく説明してくれています。英語で書かれた文法書なので、「え?!私、読めるかな?」と思われるかもしれませんが、とても分かりやすい英語で書かれているので、心配ありません。
「あ、こういうことだったのね~」
ということが、たくさんあると思います。
おススメ教材② Grammar in Use
おススメ教材①の中級編です。私は、おススメ教材①と②を持っています。英語の勉強のバイブルですね。この本を買って、英語を勉強し直したことで、英語の理解が格段に上がりました。
中学生、高校生、大学受験生、社会人など、英語を勉強している人、すべてにおススメできると思います。
是非、一度、手に取って、読んでみてください。
・【受験勉強】参考書は2つのタイプを買うべき
・「勉強=ゲーム」という感覚をつかめば好循環が生まれる
data-ad-format="rectangle">
娘のお友達がわが家にやってきた
東大パパです。
昨日は、娘のお友達がわが家に遊びに来てくれました。
その友達は、娘と大の仲良しで、いつも娘と遊んでくれています。
わが家に遊びにくれたのは初めてでした。
自分のテリトリーを意識し始めた娘
娘とその友達は本当に仲良しで、めったにケンカなんてしない仲です。
そんなお友達が、わが家に遊びに来てくれたわけですが、
娘からすると「この家、この部屋は、自分のもの!!」という意識があるようで、
お友達がわが家のおもちゃを使って遊び始めると、
「自分のおもちゃが取られたーーー!!!」
と思ったらしく、機嫌を損ねてしまいました。
子供の成長の中でも、「所有」という概念を持つことは、大切な成長な一歩と言われているので、特に気にしてはいませんが、子供なりに一歩ずつ成長なしているのだなぁ、とちょっと感心してしまいました。
自分に興味を示してほしい娘
さらに、娘は、弟である下の子供が生まれてからというもの、
「自分にかまってほしい気持ち」、「自分に注目してほしい気持ち」というものが、日に日に強くなってきているように思います。
お友達が遊びにきてくれたときも、娘が最近はまっている「パズル遊び」を友達に見せたかったみたいです。じぶんが上手に遊べるパズルを、お友達に見せて、みんなから注目されたかったようです。
しかし、お友達は、パズル遊びに興味がなく、、、笑
お友達はパズルとは違うおもちゃで遊んでいて、パズル遊びをしている娘にはまったく興味を示さす、、、笑
そうなると、娘も、仲良しのお友達に対しても、さすがに不機嫌になっていました。
世の中、理不尽なことだらけ、自分の思い通りにはならないことがほとんどなので、娘の視点と生活の中で、いろいろな体験と経験をしてほしい思います。
【子育て悩み】子供に対するイライラ
東大パパ(@todaipapa33)です。
昨日、娘に対して結構怒ってしまいました。
夜、寝る前の時間になって、急に、、、
「◯◯食べたい〜」
と言ってきたのですが、ちょうど切らしていて家にありませんでした。
「ごめんね〜、今はないんだ〜」
と言っても、ずーーーーっと、
「やだーー、◯◯食べたいのーーー」
と言ってきます。
最後には、泣き叫びながら、
「◯◯食べたいのーーー、えーーぇーーーーん(涙)」
という感じ。
タイミング悪く、妻も不在のときで、自分1人で対応しないといけませんでした。
何回言っても、わかってもらえないので、
「何回言ったらわかるの!!◯◯はないのーー(怒)!!」
と、怒って、一方的に言い放ってしまいました。
起こったことで、娘はさらに泣き叫び、もう収拾がつかない感じ。。
私は、怒りと疲れで、娘との会話をやめてしまいました。。
最終的には、妻が帰ってきたら、解決したので事なきを得ました。
結局、私がした対応は、娘も自分も感情的になって、お互いイライラして、言いたいことを言い放って、歩み寄れず、、、という、なんの解決にもなっていない対応です。
娘も言葉をしゃべれるようになったとはいえ、まだまだ語彙力も乏しく、会話がちゃんと成り立ちません。そのこともイライラの気持ちに影響しているのだと思います。
いろいろ反省が多い1日でした。。。
反省。。。
data-ad-format="rectangle">