東大パパの子育て日記

東大卒パパが子どもに伝えたいメッセージ

ピョンチャン五輪のメダリストから見える素晴らしい人間性

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久しぶりのブログ更新です。仕事がドタバタしていて、ついついブログの更新が滞ってしまいます。

 

さて、ピョンチャン五輪が盛り上がっていますね。

羽生結弦選手、小平奈緒選手の金メダルを筆頭に、たくさんのメダリストが誕生して、素晴らしい感動を届けてくれています。

私は、スポーツ自体も大好きなのですが、オリンピックに向けて努力してきた過程だとか、その人のドラマなどが大好きです。さまざまな苦労や壁を乗り越えてきて、4年間努力を続けてきて、メダルを取る姿は本当に感動します。

自分は、これまでの人生で、大したことは何一つ成し遂げていないのですが、これから頑張ろう!自分も努力して少しでも何かを成し遂げよう!と勇気をもらいます。

 

スポーツの世界自体が、比較的若い人が多い世界だと思うのですが、この冬季五輪に関しては、さらに若い方々の活躍が目立つような気がします。

プロ野球やJリーグなどは、20~30代の選手のほとんどだと思いますが、パフォーマンスのピークは20代後半から30代前半にかけてのように思います。

一方で、冬季五輪のウィンタースポーツでは、20代前後がピークのような気がします。そして、いつも思うのですが、若い選手でもインタビューの受け答えが、とてもしっかりしていて、いつも感心させられます。40-50歳のいい大人でも、こんなに落ち着いて受け答えできない人がたくさんいると思いますが、さすが、世界を舞台に活躍しているトップアスリート、しっかりした言葉づかい、意志の強さ、表現力にびっくりします。

 

ピョンチャン五輪のメダリストを中心に、いくつか気になった選手をピックアップしたいと思います。自分自身の成長のため、そして子供の夢の実現のサポートのため、という意味でとても参考になると思いました。

 

スノーボードハーフパイプ 平野歩夢選手

若干19歳にして、五輪で2つ目の銀メダルを獲得しました。まず、その若さに衝撃です。15歳で世界2位になり、19歳でも再び世界2位に。自分と比較するまでもないですが、自分の15歳、19歳が何ともちっぽけなものに思えてしまいますね。

彼の何が素晴らしいかいうと、静かなる闘志、スノーボードにかける情熱や真摯さです。一見すると、「チャラい」と思われる格好ですが、その外見とは逆に、とても落ち着いていて、言葉も慎重に選んでいて、真摯さがとても伝わってきます。

彼自身、昨年、大けがをされたようですが、それを乗り越えての今大会の銀メダル。それも素晴らしいですが、そのケガを経て、「命がけでスノーボードをしている」という想いを強くしたようです。彼のスノーボードにかける、ひたむきな想いは、本当に感動しました。

19歳というと、まだまだ子ども、と思ってしまいがちですが、こんなにしっかりした「大人」にもなれるんだな、と思いました。

 

スピードスケート 高木美帆選手

23歳で銀メダル。高木選手もとても若い選手です。15歳でオリンピックに初出場しました。19歳のときもオリンピック出場を期待されていましたが、結果は出場できず。その悔しさをバネに、この大会にのぞみ、見事、銀メダルと銅メダルを獲得。

高木選手も23歳と比較的若い選手だと思いますが、とてもしっかりしたインタビューの受け答えが印象的でした。言葉1つ1つに重みがあり、強さを感じました。

過去のくやしさをバネに、相当な努力をされてきたのだと思います。彼女の言動から、自信と強さがにじみ出ていました。

まだまだ強くなっていきそうな選手だと思いますので、今後も頑張って欲しいと思います。団体パシュートも残っているので、悲願の金メダルを取って欲しいですね。

 

 

スピードスケート 小平奈緒選手

小平選手は、今大会の選手団の主将を務めるほどのベテラン選手です。実績も、このオリンピックまでで、得意の500mで24連勝中と圧倒しています。

今大会でも、見事にその実力を発揮し、金メダルと獲得しました。25連勝ですね。

小平選手の素晴らしさは、レース後の行動にもありました。ライバル選手である韓国選手との抱擁、気づかいです。オリンピック2連覇中で、さらに自国開催というプレッシャーの中、銀メダルを獲得したのですが、自分や周りの期待には応えられなかったのでしょう。悔し涙を流す韓国選手に寄り添い、言葉をかけています。

2人は、長年、スピードスケートの短距離界を引っ張ってきたライバルであり、友人同士。いろんな感情があったのだと思うのですが、スポーツマンシップ、アスリートとしての清々しさなどが伝わってきました。くやしさとか嬉しさとかを超えた、ライバル同士だからこそ分かり合える気持ちがあるのだろうと思います。

レース後の2人の行動から、スポーツの素晴らしさを改めて感じることができました。

 

おわりに

スポーツは本当に面白いですし、勇気を感動を与えてくれます。ピョンチャン五輪ももう少し続きますし、引き続き、応援していきたいですね。

子どもも何かしらのスポーツをして欲しいなー、と期待してしまいます。こればっかりは、本人次第なので、なんとも言えないですけどね。