東大パパの子育て日記

東大卒パパが子どもに伝えたいメッセージ

【英語学習】「効率よく正しく」英語を学ぶ方法

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東大パパです。

受験というか勉強に関する記事です。英語の勉強に関してです。

【受験勉強】参考書は2つのタイプを買うべき 
「勉強=ゲーム」という感覚をつかめば好循環が生まれる

 

私自身、中学高校時代はもちろん、社会人になっても英語の勉強をしています。

中学1年生から英語の勉強を始めて、20年以上経ちますが、いろんな勉強法に触れましたし、いろんな教材を使ってきました。その結果、受験では東大に合格し、今ではTOEICで約900点のスコアを取って、英語を使って仕事をしています。

そんな私が考える「英語の勉強法」について紹介してみたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

「受験英語」って実際のところ役に立つの?

私は、純日本人(=非ネイティブ)で、私立の中高一貫校に通い、いわゆる「受験英語」の勉強を頑張ってきた人間です。

その成果として、「大学受験」というステージでは、当時のセンター試験では190点東大にも合格、という一定の結果は残しました。

 

しかし!

 

まっっったくと言っていいほど、英語を使いこなせませんでした。

 

  • 大学生のときに行った海外旅行で、空港の入国審査のときの簡単な英会話もできない
  • 海外から東大に来ていた留学生と英語で会話できない
  • 社会人になった当初は、英語の打ち合わせに出席しても、すべてがチンプンカンプン

こんなありさまでした。

私個人の英語学習の取り組み方にも問題があったのでしょう。しかし、一般的にいって、私と同じ状況が当てはまる人のほうが多いと思います。

私よりもはるかに有名な高校を出て、大学でも私よりもはるかに優秀な成績だった友人と話しても、同じような実情です。

「東大の大学院を出てても、海外に出ると公園などの清掃員よりも英語が話せない」

という状況なのです。残念ながら、日本の受験英語の実力はこれくらいだと思います。

 

以上のような経験から、私は、

「中学・高校で学ぶ受験英語は、実生活ではあまり使えない」

という意見を持っています。

具体的に言うと、「聞く」と「話す」が圧倒的にできないです。

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「英語は言語である」ということを忘れてはいけない

社会人になってから、少しは英語を使いこなせるようになって、学生時代のことも含めて英語学習について、いろいろと振り返ってみたことがありました。

 

なんで、あれだけ英語を「勉強」してきたのに、英語を使いこなせないのだろう?

 

その答えは、

英語を「言語」ではなく、単なる「受験科目」としてとらえていたからだ、

と気づきました。

 

私は、ずっと英語を「受験科目」として「勉強」していたのです。

しかし、実際には、英語なんて世界の「言語」の1つにすぎません。

 

単語の並び替え問題を解いたり、空欄に当てはまる前置詞を選ばせたり、、

実際の会話の中で、そんなことやるわけがありません。

 

実生活では、英語は「言語」なわけですから、「誰か」に「何か」を伝えるための手段に過ぎません。

  • 私はバス停でバスを待っているのだが、バスがなかなか来なくて困っている。
  • いやいや、このミスは俺のせいじゃない。あいつのせいだ。俺は悪くない。
  • 腹が減って死にそうだ。誰か食べ物を恵んでください。
  • 将来、アメリカで研究するのが、子どもの頃から夢だったんだ。俺は、今までこんな実績を残してきた。だから、あなたの研究所でも良い仕事ができる自信がある。間違いない。俺を雇ってくれ。

などなど。

「何かを必死になって伝える」という経験と「英語の勉強」がリンクしないと、「役に立つ英語学習」、「本当に使える英語学習」は実現しないと思っています。

 

私が、このような「経験」と「勉強」が初めてリンクしたのは、社会人になってからです。

  • 自分1人で英語でプレゼンをしないといけない
  • 外国人に、こちらの要求を伝えないといけない

という、かなり切羽詰まった状態に追い込まれて、はじめて本当の意味での「英語の勉強」をしました。

 

そうすると、細かなニュアンスや時制についても注意しなくてはいけない、という当たり前の気づきを得られました。

そのような点に気づき始めてからは、英語を使えるようになるのは比較的早かったように思います。

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そうは言っても、「受験英語」は頑張る価値がある

というのも、学生時代に「受験英語」を頑張ったおかげで、英語の基礎ができていたと思うのです。

受験英語は、「実生活ではあまり使えない」けれども、「英文法を中心とした英語の基礎を学ぶプログラムとしては非常に良い」と言えます。

学生時代にひたすら英語の問題集を解いていたおかげで、頭の中で「英語脳」の基礎のようなものはできていたのでしょう。

具体的には、英単語と英文法の基礎ができていたことで、英語を「使える」レベルまでは比較的ラクに移行できました。

逆に、受験英語の、リスニング、スピーキングは、英語を「使える」レベルまで持っていくための訓練としては、ちょっと物足りない印象を持っています。

受験英語をするよりも、たった1人で、短期の語学留学に行った方がはるかにモノになると思います。もちろん、留学に関するすべての諸手続き、交渉も1人でやります。こういう経験を積んだ方が、「必死になって聞く」、「必死になって伝える」ということに取り組みます。私は、学生時代にこのような経験を積まなかったので、学生時代までには「使えるレベル」の英語は習得できませんでした。

 

英語は、日本語ではなく英語で学ぶのが最も効果が高い

しかし、そんなに簡単に、語学留学なんてできるチャンスはないと思います。タイミングやお金の問題もあるでしょう。

そこで、日本でも簡単に学べる英語の勉強方法を紹介してみたいと思います。

一言で言うと、「英語で英語を勉強する」という方法です。ありがちな主張かもしれませが、効果は抜群です。

社会人になって、英語を多少使えるレベルになった今、振り返ってみて、「こうやって英語を勉強していたら違ったのになー」と思う教材を選んでみました。

英語を、効率よく、そして、正しく学ぶことができると思います。

 

おススメ教材① Essential Grammar in Use

おススメ教材②と並んで、めちゃくちゃおススメの英文法書です。

最初に読んだときは、目からウロコでした。今まで、感覚として理解できていなかった、時制や受け身について、めちゃくちゃわかりやすく説明してくれています。英語で書かれた文法書なので、「え?!私、読めるかな?」と思われるかもしれませんが、とても分かりやすい英語で書かれているので、心配ありません。

「あ、こういうことだったのね~」

ということが、たくさんあると思います。

 

おススメ教材② Grammar in Use

 

おススメ教材①の中級編です。私は、おススメ教材①と②を持っています。英語の勉強のバイブルですね。この本を買って、英語を勉強し直したことで、英語の理解が格段に上がりました。

中学生、高校生、大学受験生、社会人など、英語を勉強している人、すべてにおススメできると思います。

是非、一度、手に取って、読んでみてください。 

 

【受験勉強】参考書は2つのタイプを買うべき 
「勉強=ゲーム」という感覚をつかめば好循環が生まれる

 

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